辰巳天中殺は、方向で言うと天頂欠落です。
平面的な五行で考えると出てこない考え方ですが、中心で有りながら天頂高校が欠落している天中殺です。
時計盤で言えば、辰と巳の時間が天中殺と言うことになります。
天とは、こころの世界のことですから、心欠落と言い換えてもいいかもしれません。
心の世界が欠落しているので自分探しをすることになります。
ただし、その方法は、現実での自分探しになります。
体験することによって自分を知っていく。
理解という考える世界ではなく、行動をしていく現実体験型です。
ですから、部屋で勉強しているよりも、社会に出た方がいいです。
元々、現実の中で生きていく形ですから、対処も上手、社会や現実時の利害に強いです。
体験型の人は身体で覚えていきます。鍛えると伸びる形です。
学問では伸びません。
心欠落ですから、自分の心を言葉で表現するのが苦手で、行動によって心を表します。
だから、細かい気遣いと言うよりは、行動による表現が多いです。
家系的には、はみ出し運ですから、一家の中でちょっと変わった、あるいは、外へ飛び出す形です。ですが、家族に対しての気持ちは十二分に持っていて、離れて思う形になりがちです。
ちょっと不器用なので側にいてと言うよりは、家を出て稼いで仕送り(現実のお金でなくても)をするような形です。